416:とんかつ ◆voT6OcgkPo:2007/11/30(金) 00:40:11.12ID:cB4SXFwo
俺:自転車かなにか、あるかな?あれば貸してほしいんだけど。
まなみ:あっ・・・えっと、みんな行ってるからボロボロのしか・・・
俺:なんでもいいよ!走るよりは速いと思うし!
まなみ:こっちです。ほんとにボロボロですけど
車庫、というより倉庫に近いところに案内され、中を覗く。
俺:ぶっ!
ボれえwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まなみの言うことは嘘じゃなかった。
ホコリをかぶりさびついた自転車は、くもの巣に被われてたたずんでいた。
俺:全然いけるよ。
意味もないフォローみたいなのを言って、俺は自転車を引きずり出す。
見た目より動きはいい。
俺は早速またがって、玄関に向かう。
俺:まなみちゃんは、家で待っててね。
まなみ:ごめんなさい・・・お願いします。
俺:かわりに・・・部屋暖めといてくださいww
まなみ:・・・あ、はい!分かりました!
本当は笑う余裕なんてなかっただろうに、まなみは焦りを隠して、笑顔を見せてくれた。