超大雨の日に盲目のおじさんを助けた!娘さんと仲良くなったが、その子もだんだん視力が見えなくなってしまい・・・。

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413:とんかつ ◆voT6OcgkPo:2007/11/30(金) 00:34:44.15ID:cB4SXFwo
事の発端は、まなみから・・・ではなく兄貴からのメールだった。

兄貴:すみません!今大丈夫ですか?
   もし今暇でしたら、俺の家来てくれませんか!?
   親父が連絡つかなくて、探してるんです!
   いきなりこんな事頼んですみません!

・・・ウホッ

なんて言ってる場合じゃない、大変だ!

スレのみんなとまったりしていた俺は、突然の事にみんなの忠告も聞かずに何の防寒具も装備せずにまなみ宅へ走っていった。

家に着くと、玄関先にまなみが立っていた。
俺が走ってきたことに驚いたようだ。
そうだ、まなみは俺のチャリがパクられたこと知らないんだった。

まなみ:ごめんなさい!こんな夜遅くに。
  俺:メールみたよ!おじさん、今日どこでかけてたの?
まなみ:えっと、いつも通り仕事で・・・○○駅の近くなんで多分そんなに遠くには行ってないと思うんですけど・・・。

憔悴しきった目で話すまなみは、いつもより少し早口だった。
駅は歩いてまなみの家からなら15分くらい。
遠くはないけど、いつも一人で通ってるとは・・・すごいな。