生き方はファッションじゃない。 クリスティアーノ・ロナウドが「刺青」をしない理由

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日本での刺青の意味

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余談ですが、日本ではなぜ刺青を入れるか知っていますか、「こわい人だから」ではなくて、もともと水死した場合に身元を判別するために彫られたのが始まりらしいです。港湾や河川での作業、荷役作業に従事する人が溺死した場合、ガスで顔や体が膨らんで誰だかわからなくなるため、刺青を入れることで識別したそうです。世界的にもジャングルの奥地の部族は、部族間の識別のために刺青を入れます。装飾的な意味あいがあることは確かですが、それ以上に生活に密着したものなのです。

「誰もができることを自分もやりたい」と思っているのがロナウド

ロナウドは言います。

「誰にでもできることこそ率先してやらないといけない」

そして積極的に献血に参加します。だから、献血ができなくなる刺青は体に入れません。ネイマールやメッシを見てください、体のいたるところにタトゥーが入っています。タトゥーには意味があって、家族・サッカー・宗教・自身の生き方を刻むようにして入れています。いいとか悪いとかの問題ではなく生き方の表現です。ロナウドの父親は52歳でアルコールが原因で亡くなります。ロナウドは酒も飲まず、煙草も吸いません。人はそれぞれですが、大成するにしたがって外に向かって自分を出していく人間と、内に向かい自己中心的にものを考える人間とに分かれていきます。

そのの代表がロナウド選手なのではないでしょうか。自分の好きなサッカーで世界の頂点に上りつめ、自分の生き方としてまわりの人たちに奉仕する、そのために自分を合わせていく。サッカーのルールを守るS級選手は、ルールのない道徳や倫理でもS級の在感で感動を与えてくれます。