自分の命が1人の女子高生によって守られていたことを、俺は18歳になるまで知らなかった・・・

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母のここまで取り乱した顔を見たのは

後にも先にもこの時だけである。

なんだってんだよ…まぁいいか、

どうせ勉強もはかどってないし……。

そんな軽い気持で、

俺は書いてある住所へ向かうため電車に乗った。

その時には、まさかこれほど

重大なことを知ることになろうとは、思っても見なかったのだ

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