役と向き合うのと同時に自分自身とも向き合わなければいけないことも多くて
ここまで真剣に自分自身やお芝居について考えたのは初めてでした。
だからこそ悔しい思いもしましたし、そのぶん楽しい現場でもありました。
いろいろなことに気づくことができ、また宝物の作品がひとつ増えました。
インタビューの中では、『監督からの指摘に自分の至らなさを痛感し泣いてしまったこともあった』と語る中条さん。
どう演じたらリーダーっぽくなるのか、試行錯誤の日々たったそうです。
また、同世代の子が集まる『チア☆ダン』の現場の雰囲気については次のように語っています。
みんなの“食らいつこう”という気持ちを肌で感じました。
とくに(広瀬)すずちゃんは年下なのにすごいエネルギーを持っていて、私も追いつかなきゃと必死になれて。
“食らいつくこと”を初めて意識しましたし、自分の長所や欠点についても考えさせられた現場でした。
今やCMやバラエティにも大人気の中条さんですが、昔はオーディションに落ちることも多く、最後と思って本気で受けたポカリスエットのCMオーディションでようやく合格を掴みとることが出来たそうです。
あのCMはそんな中条さんの負けん気の強さと努力の賜物だったのですね。
今後の女優業については、幅広く色々な役に挑戦していきたいと語る中条さん。これからも演技の幅を広げてドラマや映画でますます活躍されるのが楽しみですね!