だけどこいつは子供たちの力だけでなんとかしようと言ってきた。
俺は何も坂倉に声をかけてやれなかった悔しさがあった。
大人ぶってたけど何もできない子供だって思い知らされた。
でも・・ここで・・大人を打ち負かすことができたら・・・
頭の中でぐるぐると駆け巡るが答えはすぐに出た。
「よし!やろう!ぶっ〇してやろうぜ!」
俺は明確な目標が出て俄然やる気になった。
その後、子供の考えはしょせん子どもの考え。
現実は厳しく警察も出てくる大騒動になり
ひどい目にあうとも知らずに意気揚々とはしゃいでいた。
まずは坂倉を説得しなきゃならない。
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