423: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:47:34.22 ID:SVEkZ8SCi
そして、必然的にライバルは山口となった。
俺はチワに告白することと同時に山口に勝つということを
目標にしていたのかもしれない。
俺はこの時そんな自分が嫌いになった。
今まで山口は俺のことや仲間のことを第一に考えていた。
でも俺はそんな気持ちよりチワを優先していたのかもしれない。
そう思うと自分が怖くなった。
424: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:52:08.51 ID:SVEkZ8SCi
そして、必然的にライバルは山口となった。
俺はチワに告白することと同時に山口に勝つということを
目標にしていたのかもしれない。
俺はこの時そんな自分が嫌いになった。
今まで山口は俺のことや仲間のことを第一に考えていた。
でも俺はそんな気持ちよりチワを優先していたのかもしれない。
そう思うと自分が怖くなった。
425: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:54:41.41 ID:SVEkZ8SCi
のび太「ごめん」
俺が今まで言ってきた中の最大の”ごめん”だった。
ただただ申し訳なかった。
山口「なにが?」
のび太「いや、なんかもうごめん」
山口「なんでだよw」
のび太「先に告白したし…」
その先は言葉に出来なかった。
言葉にならないほどの思いがあったからだ。
山口「なんで謝るんだよw」
のび太「なんか抜け駆けみたいなんなったし」
山口「いいよ、ちゃんと言ってくれたから。それに」
山口「俺も今日告白する。」
426: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:59:50.78 ID:SVEkZ8SCi
と言った。
でも俺は至って冷静で
のび太「そっか、どこで?」
山口「わかんないけど、呼び出して」
のび太「そっか、オッケー」
そう言って俺はその場から立ち去った。
やがてチワはいつも通りきたが俺はなかなか話せず、
結局その日の授業中は一言も話せずにいた。