人生史上1番嫌いだった女に告白した結果・・・衝撃のラストが待ち受けていた!!

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418: 名も無き被検体774号+:2013/10/13(日) 23:11:37.32 ID:E1f4Lanp0
おかえり
420: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:38:08.38 ID:SVEkZ8SCi
せっかく出てきたけど最近忙しくて全然書き溜めてません…
しかも、今もすごく眠たいので出来るところまで書いていきます。
わがままですいません…

次の日俺はどうしようか本気で困っていた。
このまま告白の返事を待つまでそっとしておくか、
何事もなかったかのようにいつも通りに絡むか。
そんなことを考えながら登校していた。
そして教室に着く。

いつものように慌ただしい教室。
俺が一世一代のミッションを遂行したことも知らない
クラスメイトをみて、”お気楽だな”と斜め上目線で見据えていた。
なにも変わらない。
俺が好きな人に告白したことによって動かされた人はごく少数で、
それ以外はいつも通り。
俺が成し遂げたことはこのクラスにとってはなんの変化も与えないこと
なんだなとつくづく1人1人の人間の小ささを感じた。
421: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:40:45.29 ID:SVEkZ8SCi
そんな小生意気なことを思っていると、山口が来た。
のび太「おはよ」
山口「おはよ、ついに言ったか。」
のび太「うん」
俺はこの時点では山口には勝ったつもりでいた。
先に告白したというので一歩リードしたと考えていたのだろう。
422: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/13(日) 23:44:31.28 ID:SVEkZ8SCi
ここで俺はふと思った。
俺はいつから山口をライバル視していたのだろう。と。
マクドで未来の彼女宣言された時だろうか。
一生懸命チワとダンスの練習をしていた時だろうか。
2人じゃれあって帰る姿を後ろから見ていた時だろうか。
親友からライバルへ。
よくドラマやアニメである展開が俺の目の前で起きていた。
まるでフィクションのようなリアルがそこにあったのだ。
でも俺はドラマの主人公じゃないから、
マンガの中のヒーローじゃないから、
この状況を打破出来なかった。
だから俺は悩んでだり、苦しんだりしていた。
そんな苦しい状況から抜け出すために俺はいつしか
ライバルを作るようになった。
見えないをなにかに葛藤するより、近くにいる見える敵と戦う方が
よっぽど楽だったからだろう。