墜ちたスター選手
清原和博さんといえば、プロ野球界を長年引っ張ってきたスター選手です。野球での豪快なプレーに当時のプロ野球ファンは釘付けでした。しかし、2013年に覚醒剤の使用でまさかの逮捕。日本中が騒然となりました。
今回ニュースキャスターではそんな清原和博さんに独占インタビューを実施。当時の心境などを語りました。その中で、離婚をきっかけに覚醒剤に手を出したことを告白。また、現役時代には覚醒剤は使用してはいなかったものの、興奮作用がある薬を使用していたことを明らかにしました。また、2011年に一命をとりとめた覚醒剤大量摂取で緊急搬送された時には父親から初めて殴られ、2013年に再び急性中毒で入院した際には、母親から「あんたをもう一回、私のお腹に戻したい」と言われ、「自分は親不孝者だな」と感じたそう。また、治癒中に書き記したノートには「自殺」の文字もあったといいます。
たけしのコメントに反響
「先生の言うとおり。オレも浅草にいて、芸人さんの中毒ぶりをみてるけど、脳が『打て。打て』っていっちゃう。（覚せい剤が）ない環境に身を置く以外ない。自分では抑えられないから」
「この選手は名選手なんだ。やっぱり生きる道って野球しかないと思うよ」
「あれだけのスターが落ち込んだ時に寂しいじゃない。あれだけの観衆を沸かした人が」
「だから絶対、野球界が受け止めてくれる許容の広さは欲しいなと」
「永久追放みたいなこと言うからダメで、野球界がみんなで『清原を絶対に復帰させる』というような感じで、監視の目を厳しくしていく」
「絶対にそういう状況に置かない環境をつくることで野球界が結束したら、素晴らしいな野球って思うんだけどね」
たけしさんは、清原和博という男をこのまま終わらせてはいけないと強く言いました。再犯率が高いのは世間からの冷たい目や、孤独感から来るのかもしれません。また、このたけしさんのコメントに多くの視聴者からは賛同すると言った言葉が多く寄せられていました。
