道重さゆみ「これが私にできる最後の恩返しです。」→モー娘。卒業ライブにはもう1つのストーリーが隠されたいた!?※動画あり

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モーニング娘。と道重さゆみ

アイドルに詳しくない、興味がないという方からすれば「誰?」となってしまうかもしれませんね。まずは「道重さゆみ」という人物について軽く触れたいと思います。

道重さゆみ

生年月日:1989年7月13日(27歳)
血液型:A型
出身地:山口県
ニックネーム:さゆ、さゆみん)

道重さゆみさんは歌やダンスがしたい、芸能人になりたいといった理由からではなく「モーニング娘。が好きだから」という理由で2003年、6期メンバーとしてモーニング娘。への加入を果たしました。その後の2012年にグループの8代目リーダーを勤め2014年11月26日にグループを卒業。その在籍数はモーニング娘。史上最多の11年7ヶ月でした。今まで生きてきた人生の半分近くをグループ活動へ費やしてきていたというのですから、グループ卒業への思いもひとしおだったのではないでしょうか。

過去から秘めた思い

今や数え切れないほどのアイドルユニット・グループが日本に存在しています。残念ながらモーニング娘。の全盛期と呼べる時代は安倍なつみが在籍していた頃で、現在のトップアイドルの地位はほぼ「AKB48」や「ももいろクローバーZ」といった若者の人気を獲得しているグループとなっているのが現状だといいます。

1998年にモーニング娘。が結成された当時は期待され注目されていたものの、横浜アリーナで行われたデビューイベントは空席まみれで半分埋まっているかどうか。2回3回とライブを繰り返すと最終的に数人客がいない厳しい現実を味わっていました。その後はみなさんの知るように、爆発的な人気により横浜アリーナでのライブは満員になったはずでしたが…。安倍なつみが卒業した2004年以降は人気も落ち、再び横浜アリーナを使用した単独でのライブが困難になっていたのです。

彼女が託した願い

このまま人気を失っていけば、いつかは解散という最悪の事態もありえるのがこの業界です。でもだからこそ、当時の「辛かった時代を知る最後のメンバーとして」道重さゆみさんはメンバーへこんな言葉を送っていました。

これからは単独のコンサートで、みんなにはここに立って、この景色を見てほしい

この言葉は道重さゆみさんの願いでもあり、『モーニング娘。』という存在の願いでもあったのです。これまでのように決して諦めず、活動していって欲しいという願い。道重さゆみさんが卒業した今も『モーニング娘。』の歴史は終わっていません。またあの頃のようなモー娘。の人気が蘇ることを、ファンの一人として筆者も祈っています。