向井理の演技に「恥を知れ」と大非難! そのブーイングを受けたわけとは

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役者を始めたのは「人見知りを直すため」本当はバーテンダーになりたかった?

向井理は明治大学農学部を卒業、在学中は遺伝子工学を専攻、国際的な賞を研究チームで受賞したこともある。
研究者ということもあって、我儘な性格が目についたという。
大柄でスポーツもできた向井は子供時代にはサッカーにも熱中したが、このころから生意気でわがままと言った印象があり、同級生からも尖がったイメージを持たれていた。
向井は獣医師を目指していたが、渋谷で務めていたカフェバーのバイトにのめりこむようになり、卒業後も一般への就職を止めて、カフェバーの正社員となった。
プロ意識も高く自身のレパートリーは500を超える。理系専攻やカフェバー勤務のエピソードは向井の熱中型の性格を表したエピソードである。
しかし、熱中して研究するだけでは乗り越えられないのが演技の壁かもしれない。


黒木華は京都造形芸術大学・芸術学部映画科俳優コースの卒業。大学で林海象、東洋一ら大御所に師事して演技を学んだ。
また、在学中には野田秀樹の演劇ワークショップに参加し、舞台デビューも果たしている。
映画やテレビで活躍するようになってからは、2014年「小さいおうち」でベルリン国際映画最優秀女優賞を受賞、同作では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞も受賞。
2015年には「母と暮らせば」で再び日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。「連覇」の偉業を成し遂げた。
黒木華は女優なのである、自分が意図してそうなり、その道を歩いている。向井理は俳優業を生業とはしているが黒木と成り立ちが違う。
しかし、プロはプロである、仕事に優劣はあるにしろ、最低基準を超えていかなくてはならない。
もし、黒木にあって向井にないものが評価されているとするならば、それは役者としての才能ではなく、仕事として役者にどう取り組むのか、その姿勢ではないだろうか。