不良小学生の俺らが、連れのオヤジを襲撃したら、誰もが予想できなかった展開に巻き込まれることに・・・

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その美しいまでのフォロースルーの長さが

いかに腕と手首に力を込め一切の妥協のない

乾坤一擲に値する一撃だったかを物語る。

母親は髪をなびかせ、静かに微笑んだ・・・・

もしこのシーンをグラップラーバキの作者

板垣氏が見ていたらどう描いただろうか?

私はきっとこの母親の背なには

鬼の筋肉を浮かび上がらせて描いたと予測する。

それほどの説得力と力強さが加わった一撃だった。

「ケコオォォォ!!!」

カエルに似た叫び声を男が上げる。

その母親が放った乾坤一擲は

腰から背中を通り脳天まで響き渡り

あまりに重い一撃に呼吸器官が麻痺し

声ができらず息が抜けてしまい

カエルのような叫び声になったと予測できる。

膝が崩れ地面に両膝をつき

組んでいた腕は両方股間へとシフトする。

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