それを目撃していた1と本田も
そのあまりの説得力ある打撃を目撃し
わが身に受けたと錯覚し
同時に股間に手をやってしまったのも必然と言える。
当時はうちの母ちゃんは
石野真子?に似てるって言われてた。
俺も少し似てたと思う。
母ちゃん「だから言ったでしょ?大声を出さないでって。」
オヤジ「フホーー!フホーー!ケコオオーー!」
母ちゃん「そう、やればできるじゃない♪
おとなしく話し合いましょう。ね?」
オヤジ「フホーー!フホーー!フホーー!」
まるで会話になっていない・・・
おそらくオヤジの意識はどこか遠くへ飛んでいることだろう・・・
俺はオヤジに蹴られた恨みを持っていたが
この一撃だけで気分は晴れ、同時に同情を覚えた・・・
母ちゃん「んじゃ上がらせてもらいま~す。
はい、あんたらも上がっちゃって~♪」
母ちゃんはカエルのようなうめき声をあげ
カエルのように潰れているオヤジの髪を引きずりながら
部屋の中へと入って行った・・・
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