元乃木坂46で、現在は女優の伊藤寧々が出演するのは舞台「まゆをひそめて、僕を笑って」。複雑な恋愛模様の中で、伊藤が演じるのは「相手をまっすぐに好きで、まっすぐに嫉妬する、一番どこにでもいそうな役」。
作・演出を手がけるのは23歳の新鋭、加藤拓也。舞台はチェッカーズの名曲「ジュリアに傷心」をモチーフにしているものの、描かれるのは現代の若者の生々しく、リアルで、ドロドロとした恋愛事情だ。
同年代の子には絶対共感してもらえるリアルな恋愛
「ねぇ今日はゴム付けて」
「でも何か今更付き合ってるよねって聞くの面倒くさいし」
「じゃあ処女捨てたの?」
舞台のパンフレットには刺激的な言葉が並ぶ。だが若者が日常で使う会話ばかり。伊藤も舞台で描かれる今の若者の恋愛の価値観には共感するという。「リアルな恋愛が描かれているので同年代の子にはぜったい共感してもらえる作品」だと語る。
「恋人がいるけど、別に好きな人がいたら、告白してうまくいくかわからないから、とりあえず付き合ったまま告白するのってよく聞きます。
友達とかでもぜんぜんいますし、私もそれが悪いとはそんなに感じないです。キープしているという自覚すらないかも。『タイミングきちゃったんじゃない』とライトに考えちゃうかな」
そんな赤裸々な自身の恋愛観を打ち明けた伊藤も乃木坂を離れて、約2年半。
私生活でも変化があったようで...
気になるは内容は次のページをご覧ください。