超大雨の日に盲目のおじさんを助けた!娘さんと仲良くなったが、その子もだんだん視力が見えなくなってしまい・・・。

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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:06:53.18ID:t6A7Oy+m0
玄関先でおじさんをおろし、表札で苗字を確認する。
この家で間違いはないようだ。
窓からは灯りが見える。
俺はインターホンを押して、おじさんは玄関を開けた。

おじさん「君も入ってくれ」
そういってくれたので、俺は雨が当たらないところまで体を寄せた。
暖かい屋内の空気に一瞬体がほぐれたところで、どたどたと誰かが玄関に走ってくる音が聞こえた。

「お父さんっ!大丈夫だった!?」
半ば叫ぶようにして出てきたのは50台くらいであろうおばさんだった。

多分奥さんであろうその人に、おじさんは俺を簡単に紹介してくれて、えらく感謝された。
奥さん軽く涙を浮かべて、タオル渡してくれた。

すぐにでも風呂に入るように勧めてくれたけど、おじさんに先に入ってもらった。

石油ストーブの効いた暖かい和室に通され、俺はびしょ濡れの服だけ脱がせてもらって体を拭いていた。
ほどなくおじさんが風呂を出てきた。俺に気を使ったのか早風呂なのか分からないが、かなり短時間だった。

俺も体が冷え切っていたので入らせてもらうことにした。
最近リフォームした感漂うすごくきれいな風呂だった。
一人暮らし生活で風呂に湯を張ることなんてまずなかったので、熱い湯に体を沈めると身も心もほぐれる心地だった。