8月のある日、埼玉県内のJR駅コンコースで年配の男性が振り向きざま
白杖で点字ブロックをたたきながら歩く40代くらいの女性を怒鳴りつけた。
女性は体を震わせながら「すみません」と謝り
杖で点字ブロックをなでるようにして歩き出した。
障害者のリハビリ施設に勤める妻によれば
「視覚に障害を持つ人は周りに自分の存在を知ってもらうため
白杖で点字ブロックをたたいて音を出すようにしている」
とのことだ。
なるほど、そうすればスマホの画面に夢中の人も気づく可能性が高くなる。
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