イジメにあっていた僕は強くなろうと空手を習い始めた!そこで学んだのは「ただの肉体の強さ」だけではなかった!!

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だから僕は、いつも年中置きっ放しのコタツに、
頭だけを突っ込んで泣いていました。

母は、僕がイジメに遭ってるだろうことは、
薄々感じてるようでした。

だけど、そのことで、母は学校やイジメっ子の家には行きませんでした。

…というより行けなかったのです。

親父が大変厳しい人だったから。

親父は侍みたいな人で、柔道の有段者でした。
バツイチで、僕が生まれた時には、50歳を過ぎてました。

世間では年取ってからの子は可愛い、というそうですが、
親父は、この上なく厳しく、
僕にとっては、いじめっ子よりも怖い存在でした。