「絶対に漫画家になる!」と決意して必死に頑張ったものの、悲惨な崩壊の末路を辿った男がこちら…!

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引き返すか…それともこの流れに身を任せるか…

意外と悩みはしなかった。

授賞の連絡を受けた際、俺はその編集さんと

一度お会いするという約束を取り付けたからだ。

突然の電話でびっくりしたということもあり、

会う約束の日は電話のあった翌日に設定してしまった。

初めての訪問にはいつも一時間くらい前に到着するようにして、

近場の喫茶店やコンビニで時間を潰すのがクセになっていたが、

この日は時間ギリギリに伺ったのを覚えている。

編集さんは俺より年齢が下の若い男性で、新米編集だった。

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