「絶対に漫画家になる!」と決意して必死に頑張ったものの、悲惨な崩壊の末路を辿った男がこちら…!

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希望は時として絶望以上に残酷だったりする。

別の雑誌に投稿したことで俺の作品が入選を獲った…

ということには本当に驚いた。

「雑誌によって評価は異なるから色んな所に持ち込んだ方がいい」

という意見はよく耳にしていたが

正直そんなことは信じていなかったからかもしれない。

大抵、一人に見せてダメなものは何人に見せてもダメな筈だ。

しかし、まさかわが身にそういうことが起きるとは思っても見なかった。

本当に大袈裟だけど、まるで神様が

「もうちょっとだ、頑張れ」と引き返す俺の背中を引いてくれたような、

そんな気さえした。

なんてことだ…これから就職活動に本腰を入れようとした矢先に…。

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