しすぎもダメだけどしなさすぎもダメらしい
まず俺は幼い頃から耳に何かを入れるという行為があんまり好きではなかった
しかし母が子供の耳掃除をするのが大好きな人だったので幼稚園や小学校低学年の頃は毎週のように耳掃除をしていた
漫画ブラックジャックにジャンボ機騒音のノイローゼの患者の話があるんだけど知ってる奴多分いるよね
その話の中で患者がノイローゼの余り耳にキリをブッ刺す描写があったんだ
それを中学生の頃読んでから俺は自分の耳の中に異物を入れるという行為が決定的に駄目になった
中学に入ってからは親から耳掃除されることもなくなった。
そんで自分ですることは有り得なかったので恐らく4,5年以上は耳掃除をしなかったんだろうと思う
高校二年のある朝
俺は起きたときに耳に凄まじいほどの違和感を覚えた
けど触りたくなかった俺は違和感を無視して学校へ
一日中異物感を感じていた俺はさすがに怖くなって帰ったら病院行こうかなーとかぼんやり考えてた
そしたら昼休みに耳から感じる立てなくなるくらいの激痛で急にぶっ倒れた
もう自分の体じゃないくらいの激痛、痛みで立てなくなるってことって本当にあんのね