380: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/12(土) 08:22:35.42 ID:GY9HIBp/i
しばらく喋っているとマサオが寝始めた。
なんのためにきたんだよと思い睨みつけていると
チワが肩にもたれかかってきた。
俺は何も言わず、じっとしていた。
いや、何も言うことが出来なかったのかもしれない。
あり得ないほど緊張していた。
すると、
チワ「山口さ、多分あたしのこと好きじゃないと思うよ」
のび太「なんだよ急にw」
チワ「いや、だって最近怒ってるみたいだからさ」
そーいや、今日も俺とチワが絡んでる時にあいつは入ってこなかった。
最近はずっとそんな感じだった。
チワ「しかも2人で喋ることも少なくなったし」
確かに2人でイチャイチャしてるのは見かけなくなった。
チワ「まぁどーでもいいんだけどね」
と付け加えるように言った。
のび太「今もやっぱり好き?」
チワ「……わかんない……」
チワ「自分の考えてることが全然わかんないんだよ…」
と、凄く悲しそうにいった。
俺は
のび太「そっか」
と言ってじっとその場に座り、
決意した。
381: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/12(土) 08:24:46.55 ID:GY9HIBp/i
やっぱり今日しかない。
今日に告白する。
決意した俺は山口に
「今から告白する」
とLINEをしてマサオを起こしロッテリアを3人ででた。
電車の中では俺とチワは一言も発しなかった。
チワもだいたいは予想していたのだろう。
そして駅に着いた。
俺たちは駅のホームのベンチに座って、
のび太「ごめん、なんかこんな寒いとこに呼び出して」
チワ「うん……」
のび太「最近ほんと楽しいよな!俺人生で1番楽しい。
文化祭ってこんなに楽しいもんだったんだな。」
そう言うとチワはキョトンとした顔で
チワ「そんなこと言うためにわざわざここに連れてきたの??」
のび太「うん」
チワ「信じらんない??もう帰るね??寒いし、風邪ひきそうだし、塾あるし」
のび太「冗談だよww話は終わってない。」
と帰ろうとしたチワを引き止めた。