「同じ釜の飯を食べた特別な存在」と認め合う二人
二人が初めて共演したのは、1988年から1991年の3年間放送されたフジテレビ系列『夢で逢えたら』でした。
『夢で逢えたら』とは…
フジテレビ系列局で放送されていたフジテレビ製作のバラエティ番組である。
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子が出演していた深夜番組。
番組構成は各回のテーマに沿ったコントが中心であり、1、2分単位のショートコントと連続ドラマ仕立ての長めのコントからなる。
「ガララニョロロ」「伊集院みどり」「サービス」「タキシーズ」「ポチ&卍丸」など多数の人気キャラクターが生まれた。
引用 Wikipedia
当時、深夜番組としては異例の最高視聴率20パーセントを超えたこともある、大人気コント番組でした。
この番組が、松本さんと内村さんの二人が繋がるきっかけとなったのです。
出典 Twitter
まだお笑い業界で駆け出しの頃だった二人は、『夢で逢えたら』の中で思いきりはじけていて、それもまた視聴者にウケたのでした。
この共演以来、二人は時々お互いのことを話したりします。
内村さんは自身のラジオで「ダウンタウンは同じ釜の飯を食べた特別な存在だ」と。
また、松本さんの方もラジオ番組で「同じ釜の飯を食うた感じ？自分で言うのも気持ち悪いんやけれどすっごいこー、気にしてくれてるみたい」と語っています。
明かされる二人の深い絆
ところが、内村さんは一時期、ゴールデンの番組などから遠ざかります。
これからどうしていこうかと悩み考えていた内村さんの楽屋に、松本さんが訪れて1時間ほど話しをしたそうです。
松本さんの思いがけない行動に、内村さんは「すごく嬉しかった」と周りに漏らしていたようです。
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また、内村さん出演のお笑い番組『笑う犬の冒険』の放送が、ダウンタウンの冠番組の一つでもあった『ごっつええ感じ』と同じ時間枠で放送されることを知った時には、すぐに松本さんに連絡を入れ「松っちゃんがいいって言ったら俺はやる」と話したのだとか。
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そして、あまり公にはされていない松本さんの結婚式でのこと。
結婚式場のホテルに吉本興業の関係者以外は入れなかったそうですが、松本さんたっての希望で内村さんは出席したというのです。
二人は仲良しで、深い絆で結ばれていることがわかるエピソードですよね！
周囲が嫉妬する二人の仲の良さ
2009年にドリームマッチという番組でコントを行った二人。実に20年以上振りにコントを披露することとなりました。息もピッタリだった様子で、なんと、ザ・ドリームマッチ09で見事優勝！
松本さんは、内村さんのことを「自分の場合はキャラクターが自然に5、6パターン程に集約されていくが、ウッチャンは引き出しが非常に多く、全て確立出来ている」と評していました。
また、こんなホッコリするエピソードも。
松本さんの長女が誕生した頃、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」で内村さんと共演している宮川大輔さんに、
「俺、久々にウッチャンと飲みたいねん、大輔」と、松本さんの方から内村さんを誘うようにお願いをしたそうです。
驚いた宮川さんでしたが、松本さんからのお誘いを内村さんに伝えます。
すると、内村さんは「行こうよ！」と快諾し、食事会が開かれることとなりました。
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その食事会の席で、お互いが「松っちゃん」、「ウッチャン」と呼び合っている光景を見た宮川さんは、この感動を独り占めにしたいと思ったそうです。
多くの後輩芸人たちは、二人の仲の良さに嫉妬したのだとか（笑）。
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多忙を極める二人なので、なかなか会う機会も話す機会もないでしょうが、お互いに尊敬し合い大事に思う強い絆があることが伝わってきます。
