加藤一二三九段、引退決定後に取材拒否し自宅へ直行→そこには感動の理由が隠されていた・・・

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取材拒否した理由

現在の将棋界で最も有名な人ではないかと思われる加藤一二三九段(77)。

最近は「ひふみん」の愛称で、若い世代からも人気を博しています。

そんな加藤九段ですが、2017年6月20日に行われた竜王戦6組昇級者決定戦で敗れ、現役を引退することになりました。

今でこそ「ひふみん」と呼ばれ、若い人から「可愛い」などと言われてはいますが、加藤九段は14歳の中学生でプロデビューを果たし、「神武以来の天才」と騒がれた天才棋士なのです。

竜王戦では高野智史四段(23)と対戦、15分の長考の末、98手目で投了し敗戦となってしまいました。

将棋連盟の規定によりこの敗戦をもって引退することとなった加藤九段ですが、感想戦を行なわず、引退についてのコメントも拒否したのにはある理由があったようです。

引退から一夜明け、取材に応じた加藤九段はマスコミの取材を拒否した理由についてこう語りました。

「一番最初は、家族に報告したかった」

3冠婦人が号泣

これに対し、羽生善治・3冠の妻である羽生理恵さんはツイッターで次のように反応していました。

決して「いやだった」「面倒」「マスコミ嫌い」ということではなかったのですね。

こうした加藤九段の「まずは家族に報告」という姿勢に対し、「感動しました」「加藤九段の生きざまを感じた」など、絶賛の声が寄せられました。

加藤九段お疲れさまでした

最初感想戦を拒否するなんて滅多にないし、加藤九段らしくないと思っていましたが、今まで自分を支えてくれた家族にまずは報告・感謝を伝えるというその姿勢に改めて感動しました。

将棋界を代表する棋士が去るのは寂しい限りですが、今は本当にお疲れさまでしたという思いでいっぱいです。