竹山は語る「家族が引き起こしたことは、自分の問題になるんですよ」
竹山は福岡市の出身、福岡吉本の第一期生で博多華丸・大吉の同期でもある。
幼少の頃は家が裕福で幼稚園へは運転手が運転する白いベンツで通い、バイオリンを習っていた。9歳のときに父親の経営する会社が倒産、一転して借金取りに追われる生活となる。
このとき、お金のせいで豹変していく大人たちの姿を見て、お金を信用してはいけないと思ったという。
竹山が高校生のとき、再び父の経営する会社が成功しバブルに便乗する形で伸びていった。しかし、竹山が高校を卒業し東京へ出た後、再び父は失敗し会社は倒産する。
竹山には13億、竹山の兄には20億もの借金が残された。結局は、相続放棄により難を逃れることはできたが。
そう、竹山には家族に迷惑をかけられた大きな経験があった。
不倫を起こすと「家族」が被害者になるという感覚は、これまでの経験からきていた。不倫が報道されたら世間に謝罪しなければならないというパターンは、不倫のニュースが相次いでイベントを見ているような状況になったからだ。
「あの人は謝罪したのに、この人は何故」
というのは、決まりパターン化し劇場化している感覚である。
社会的に問題を起こすと「迷惑」するのは自身の家族であり、不倫であれば相手の家族も同様である。世間に対して謝ってどうするのか、また、謝罪を求める方もどうかしている。
今後、カンニング竹山が不倫することがあれば、家族への陳謝の弁が報道を賑わすことはあっても、世間に詫びてほしくはない、
ぜひ、世間にはキレてほしいものである。