楽しいと感じるのは、「苦しい」があるから→女優・深津絵里が映画サバイバルファミリーの撮影を終え、アラフォーの心情を語る

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「ふかっちゃん」こと深津絵里は今年の1月で44歳になった。13歳でデビューし数々の映画に出演。日本アカデミー賞では常連であり、2010年の「悪人」では最優秀主演女優賞に輝き、モントリオール世界映画祭でも女優賞を受賞した。
押しも押されぬ「実力派女優」である。そんな深津が1年ぶりに映画に戻って来る、「サバイバルファミリー」がそれである。
現代で突然電気の供給がストップし、
サバイバルを強いられたらどうなるのか。そんな中で深津は二度目の「母親」役を演じている。

身近な非日常の話、ストーリーに惹かれました

映画は「電気」がなくなるところから始まる。すべてが動きを止め、日常の生活が崩壊していく。物語の主人公・鈴木家はそんな状況下、自転車で遠く離れた福岡の実家を目指す。
鈴木家の母を演じた深津が彼女の女優感を語った。

「今作はオリジナルの話なので、やはりそこが一番のみどころ。お話に力があります。

そこに惹かれて出演したいなと思いました。矢口監督のオリジナルの面白さ、矢口監督にしか作れない物語だと思います。」

深津は矢口監督のオリジナルであることに興味を持ったことを強調するが、物語自体の持つ独特の世界観に惹かれたことも語っている

「物事が起こったときに人はどうするのか、家族がどう変化していくのかというのが真ん中にある話です。」

父親役の小日向文世は亭主関白なのに非常時には頼りがいのない父親を演じている。その小日向と深津には大学生の息子と女子高校生の娘、周辺がパニックに陥っても母親の深津は慌てず、夫を責めず、にこやかで現実を受け入れつつ夜空の星に感動したりする。


1年ぶりの映画、思いもかけないオールロケ。天候に左右され撮影は厳しいものになった。40代の家事や仕事に奮闘する世代に伝えたい、過酷な撮影に深津が思ったことは・・・?
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