若月が褒める、喜屋武さんは「かっこいい座長」です。
ヒロインの日暮かごめを演じている乃木坂46の若月佑美も喜屋武の「犬夜叉」について語った。
「稽古中も喜屋武さんの心使いに救われました。何くれとなく声をかけてくれて、
本当にカッコいい座長だなと思いました」
とリスペクトの弁を述べた。余談ではあるが、22歳の若月が15歳の「かごめちゃん」役を演じ、セーラー服を衣装としているのだが、本人の不安をよそにビジュアルを見た乃木坂のメンバーには「イケてる」と好評だったらしい。
この舞台の原作は、1996年から2008年までマンガ雑誌『少年サンデー』(小学館)で連載された高橋留美子さんの人気漫画。
500年前の戦国時代へタイムスリップした中学生・日暮かごめが、半分妖怪の少年・犬夜叉と出会い、あらゆる願いを叶える「四魂の玉」をめぐる戦いに巻き込まれていく。
半分妖怪、半分ミュージシャン。弾けないのではなく、敢えてエア表現にこだわる喜屋武は「犬夜叉」を演じるに相応しいキャラかもしれない。
喜屋武が犬夜叉の心情がわかると言ったのが、なんとなく理解できる。新しい才能を見せてくれ喜屋武! 舞台が楽しみである。