吉田沙保里さんが「霊長類最強女子」と異名をとるようになったのは、2012年の世界選手権優勝により13大会連続優勝を達成し「霊長類最強の男」と呼ばれたアレクサンドル・カレリン選手の記録を更新してからです。
以降、今日までに世界大会16連覇、個人戦206連勝の記録を打ち立てました。
亡き父、吉田栄勝さんと4連覇を目指して臨んだリオデジャネイロ・オリンピック決勝では、アメリカのヘレン・マルーリスと対戦。第1ピリオドは吉田選手が1ポイント先取するも、第2ピリオドで4ポイントを奪われ逆転負けしてしまいました。
オリンピックで敗れて15年間守り続けた世界女王の座から陥落しました。このとき連覇記録が世界戦16連覇、個人戦206連勝でストップしたのです。
オリンピックから帰国後、吉田さんは現役引退を否定、2020年の東京オリンピック出場を最大目標に現役続行を表明しました。2016年11月1日には、母校である至学館大学副学長に就任し、11月24日には日本代表に合宿にコーチとしてデビューしました。
公の場では非の打ちどころのない競技者ですが、日常生活では時折いつもとはちょっぴり違う顔を披露してくれます。そんな吉田さんの気になる日常の姿は次のページでご覧ください。