関西出身の「女芸人」が全国区になれないのはなぜか?これからの”女芸人のあり方”とは

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同性の共感なしに成功なし、受け入れられるためには工夫が必要

全国区になる為には、笑いに敏感である男性だけではなく同性の女性にも受け入れてもらわなければならない。
インスタで絶大な人気を誇る渡辺直美は自身のファッションや恋愛ネタを発信するなど、気負わず自身のキャラクターを素直に伝えていることが同性の共感を呼び、「かわいい」「女らしい」などの評価につながっている。
関西出身の女芸人を見てみると、面白さの道具として関西弁を使用するため、関東圏では

「強すぎる」

と思われてしまうことがある。もちろん、関西弁に馴染みもあり、それがネタと相まって面白みを発揮するのであるが、刺激は強すぎると不快感になってくる。
最初は面白いと思っていたが、あまりにぐいぐい来られると段々と嫌気がさして来る、そういうものだろう。
水谷八重子のキャラで売っている友近も、全面的に関西色を打ち出すのではなく水谷八重子がコテコテキャラであって、友近自身はソフトな印象を残すように対応し、押せ押せの一本調子にならないような気遣いをしている。
関西女芸人にとってはマイノリティー時代である。そんな中、今まさに売れんとして奮闘する女芸人コンビがいる。
「尼神インター」がそのコンビである。


ヤンキーノリのネタで人気を得ている、このところ見た目ヤンキーが激減してその姿を見ないため、物珍しさや懐かしさから話題になっているのかもしれない。
既に下ネタトークが受けてバラエティへの出演も増え、ブレイク路線に乗ったように見えるが、ここから定着できるかどうかが先輩女芸人たちが超えられなかった壁である。
時代は変わっていくもの、どうにか同性に受け入れてもらって関東でも定着してもらいたいものである。
今では関東でも落ち着いたポジションを得たように見える上沼恵美子でさえ、紅白の司会の際、出場歌手と面談した時に目さえ合わせてもらえなかったという。
関西発の女芸人には東京のハードルはどこまでも高い。関西弁を使い、関西の女芸人であることを売りとして成立させることができるキャラが今後現れるであろうか?
同性から反感を買わずに受け入れられるためには、単に面白い、笑えると言った要素に加えて、見る側が共感でき親近感が持てる「何かが」必要。
関西弁という飛び道具で入ってきたら、その後をどう定着させるかが課題である。関西、関東に関係なくマルチに才能が発揮できるキャラが出てくることを期待する。