別に帰りが遅くなる日が極端に増えたわけじゃない、
携帯のロックをかけたり、
触ったりする時間が増えたわけじゃない。
ムダ遣いをしたり、
新しい下着を隠して買ったりしたわけじゃない。
表向き何も変わってないはずだったのに。
ある日、彼と一緒にホテルから出たところに車が止まってて、中から旦那が出てきた。
「え?何故?どうして??」
私の頭の中は混乱状態になってた。
何も証拠と呼べるものは残していなかったのに。
「今まで苦しめてゴメン。離婚しよう」
再構築を提案する前に、旦那から先手を打たれた。
私は一瞬で現実に戻って
「私は苦しんだりしてない。
私が悪いんだから、あなたが謝る必要なんてない。
許してください。やり直してください」
って言ったんだけど、
旦那は物分りが良い反面頑固な部分があったから,
彼自身悩んで決めた意志を曲げてはくれなかった。
けど、決して修羅場でトゲトゲした雰囲気になることもなく
翌日には優しく「おはよう」と言ってくれた。
後輩だった彼は責任を感じて、翌日に辞表を出していた。
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