ホホジロザメ&放射線の恐怖:ファラロン諸島
サンフランシスコ湾沖のこの群島は、多くの海洋生物が集まる野生の王国だ。
ゾウアザラシ、鳥、クジラなどさまざまな生き物が青い水を堪能している。
しかし、たくさんいるホホジロザメが、人間のダイバーをアザラシと間違えることがあるため、ここでのダイビングはお薦めできない。
この島々の海域は、1946年から1970年の間、アメリカの放射能核廃棄物のゴミ捨て場だった。
放射線物質が入った55ガロンドラム缶およそど47000個が、当時この島のまわりの海に沈んでいた。
引き上げ処理作業が計画されたが、正確な廃棄量はわからず、さらに正確な廃棄場所もよく知られていない。
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