なんとか地元の底辺私立男子校へ潜り込んだ。
当時の俺は制服女子の姿を見るだけで彼女のことを思い出して涙ぐむようなトラウマ状態
だったから男子校は思ったよりも居心地がよかった。
今考えると厨坊の分際で恋愛絡みの不登校とかとんだマセガキ。
というか免疫不全で重症化したんだろうね。
そんな俺も最終的には彼女を憎むことで状況を克服したと。
なんでそういう結論に達したのかわからないけど、きっとそれが一番楽だったんだと思う。
そして彼女のことを忘れるために家にあった部活関係のモノはすべて処分した。
写真やネガは全て焼却、カメラやレンズは婆ちゃんに頼んで売却
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