「本当かどうか分からない事に時間を潰している俺って、実は馬鹿?」とか
「もし手紙が本当だったとしても、簡単に一日で尻尾をつかめるとは思えない。もう数日かかるんじゃないのかな」
とか色々な考えが湧いてきて監視しているのが嫌になって来ました。
が、監視を始めて半日程経った時、とうとう男がやってきました。
自宅に誰か若い男が入ったのを確認、それから30分程度経っても出てくる気配がありません。
営業車を自宅裏に移動させ、台所脇の裏口から家にそっと入りました。
家に入りましたが1階に人の気配はありません。
確かに居るはずだと思いながら耳を澄ませると
2階からかすかに声が聞こえてきました。
それから階段をソソと気づかれないように登り、
2階にある寝室の前に立った瞬間、全てを察しました。
中から聞こえてくるのは明らかに妻の 嬌声でした。
その瞬間自分の頭の中で凄まじい何かが弾けました。
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