ジャイアント・ホグウィード
ジャイアント・ホグウィードはまさに悪夢のような植物だ。食中毒を起こす植物はたくさんあるが、ジャイアント・ホグウィードは、ほんのちょっとの皮膚に触れただけで人間に強烈なダメージを与える。
エイリアンが地球に送り込んだかのような外見を持つこの植物は、太陽と手を組んで人間を痛めつける。ジャイアント・ホグウィードは感光性で、触れると人間の皮膚を覆うドロドロした液体を出す。その瞬間、液体は日光に反応し、皮膚や粘膜を経て炎症や、壊死、そして広範囲にわたってありえないような紫色の病変を作る化学反応を開始する。しかもそれは数年間続く可能性があるのだ。さらに恐ろしいことに、その液体はほんのわずかな量でも目に触れると失明をもたらす。ジャイアント・プランツは高さ3メートルまで育ち、有毒性植物管理局では特に緊急を要する駆除対象とみなしている。ただし豚はこの植物に免疫を持っている。
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