風神雷神Ⅱ
大阪のエキスポランドは、40もの乗り物やアトラクションがあり盛況なテーマパークであった。しかし、2007年5月5日、ゴールデンウィーク中に悲劇が起こる。園内でも人気だった風神雷神Ⅱというジェットコースターが脱線。脱線した車両は傾き、乗客だった19歳の女性がレールの手すりに挟まれ死亡、その他21名が負傷した。
これは日本国内最悪のテーマパーク事故として記録されている。
調査の結果、脱線の原因は車軸の金属疲労による断裂。その車軸は15年間取り替えられていなかったことが判明した。
事故から一ヶ月後に営業を再開したが、事故の影響で入場者が激減し、2009年に閉園することとなった。
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