女子生徒「……言っとくけどね、アイツのこと女子全員ウザがってるから!」
女子生徒「×××のクセに、なにウチらと同じ輪に入ろうとしてんの、バカじゃない?」
女子生徒「あんたも! 顔に釣られてイイ人ぶってんじゃねーよ!」
男「……」
男「手に負えねーわ。もういいから、でけえ声出すなよ」
女子生徒「だから……っ! うるせぇつってんだろ!!」
男「……いいの? 聞こえちゃうぜ? お前の彼氏に」
女子生徒「……え」
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/10(日) 02:01:45.90 ID:/jBI1+iy0
男友「残念ながら丸聞こえなんだなー、すでに」スッ
女子生徒「!? お、男友くん……!? な、なんで……」ぎょっ
男友「女ちゃん探すだけって言ったじゃん、いつまで待たせるんだよ」
男「おう、すまん」
男友「ま、俺のほうも用事できちまったけどな」じろ
女子生徒「……! あ、こ、これは……ち、違うの、ウチは別に……」
男友「あー、それとさ男……」
男友(言い出せなかったんだけど、実は『もう一人』外にいるんですが)ひそ ひそ
男「!?」
男(ま、まさか……!)ダッ
221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/10(日) 02:02:45.94 ID:/jBI1+iy0
ガラッ
女「……!?」びくっ
男「あ……お、女……(やっぱり)」
女「あ、あ……あの……私……」
男「いつからそこに……(コイツ……泣いて……)」
女「……っ!」ふら カッ カッ、カッ、カッ
男「あ、お、おい! 何で逃げる……!(くそっ、聞かれてたか……!)」
男(女には……『女子の件』を気付いて欲しくなかったのに……!)
男「女! 待ってくれ!」ダッ
222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/10(日) 02:03:59.06 ID:/jBI1+iy0
男友「おーおー、いいねえキャップルさんたちは、青春だねぇ」
男友「さて」くるっ
女子生徒「……!」
女子生徒「わ、私はお邪魔だよねー……空気読みます(ヤバすぎ、退散)」
女子生徒「ちょ、ちょっと待ってよ……!」
男友「まあ、座れや」ガシッ
女子生徒「ひ……っ、お、男友くんなんで怒ってるの……い、意味わかんない……」がた がた
男友「いやいや、久々にさぁ……二人でゆっくり話ししようぜ、な」ニコッ
女子生徒「ち、ちが、違うの……ホントに……」がた がた がた
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