おそらくオヤジの意識はどこか遠くへ飛んでいることだろう・・・
俺はオヤジに蹴られた恨みを持っていたが
この一撃だけで気分は晴れ、同時に同情を覚えた・・・
母ちゃん「んじゃ上がらせてもらいま~す。
はい、あんたらも上がっちゃって~♪」
母ちゃんはカエルのようなうめき声をあげ
カエルのように潰れているオヤジの髪を引きずりながら
部屋の中へと入って行った・・・
母ちゃんに続いて俺も部屋へと入って行く・・・
俺は部屋へあがって驚愕した・・・
部屋は3人で住んでるだけあり
6畳が二間ある12畳のアパートだった。
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