一度乗りかけた船。降りることは恥と思っていた。
重苦しい空気の中、予定時刻の11時を迎える・・・
本田「よし・・・行こうぜ!」
俺・坂倉「・・・・うし!いこう!」
本田の部屋は家とは離れたプレハブであり
夜中に抜け出すのは容易だった。
3人自転車にまたがり目的地へとこぎ進めていく・・・
外は夏を前に蒸し暑かった・・はずだった。
しかし緊張感に包まれ、背中には冷たい汗が
まるで生き物のように滑り落ちていくのを感じる・・・
誰もが緊張感に包まれ、心のどこかで「着かないでくれ」と
思っていただろう。しかしこぎ進めている限り
目的地までの距離は縮まり、ついにアパート前に到着した・・・
本田「・・いいか・・手順通りいくぞ。
俺が最初に足に飛びかかって動きを抑える
そこにお前ら二人が攻撃だ。いいな!」
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