奇声をあげて威嚇する超簡単な仕事を受けたニート!そこはとんでもないブラック企業だった・・・。

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96:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:33:16.63 ID:9YZzFpZv0

数ヵ月後~管理職会議~

専務「今年度下期の悪行成績が、前年比120%…この要因について説明してほしい」

総務部長「今年は、社外から怪人を何体か引き抜けましたからね。戦力的に増強されました」

専務「なるほど。たしか人事部の…課長のなんとかというもののプランだったな」

営業部長「成績を上げたものからは、研修で学んだことを生かせた、という声がありました」

専務「例の研修制度改革か…。たしかこれもあの男だったな」

首領「ふぉっ、ふぉっ。化けたのう。わしもまだまだ耄碌はしとらんというわけじゃ」

さらに数ヵ月後

98:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:37:52.15 ID:9YZzFpZv0

さらに数ヵ月後

人事課~打ち合わせスペース~

ニ「懐刀、話があるんだけど」

懐「どうしたんです? 改まって」

ニ「俺は異動願いをだそうと思ってさ」

懐「どこにだって俺はアンタについていきますよ。次の戦場はどこですか?」

ニ「いや、懐には人事に残ってほしい」

懐「俺が邪魔だとおっしゃるんですか?」

ニ「そうじゃないよ。だけど俺の希望する部署は危険すぎる。いくら懐でもそこまで付き合ってもらうわけにはいかないよ」

懐「ボス、なにをしようっていうんですか?」

ニ「俺は社内コンペの改造人間の素体に志願するつもりだよ」

懐「!?  なんですって?」

ニ「同期の美少女の企画書をみたんだけど、あのプランなら、あとはゼクトの協力が得られれば確実に最強の改造人間ができると思う。俺は素体に志願するつもりだ」

懐「ゼクトの協力を得るなんてことが可能なんですか?」

ニ「俺に考えがあるんだ」