13.嘘を信じてしまった少年
3月14日、ミシガン州北西部マーケットでタイセン・ベンツ君(11)が自宅で首を吊っているところを母親のカトリーナ・ゴスさんが発見した。タイセン君は病院に緊急搬送されるも、容態は回復しないまま3週間後の今月4日、生命維持装置が外された。
カトリーナさんによると、タイセン君の自殺の原因となったのは、2歳上のガールフレンド(名前などは明らかにされず)とその友人が冗談で投稿したSNSメッセージだったという。
それも「ガールフレンドが自殺した」というもので、タイセン君が本気で受けとめてしまうようなシリアスで手の込んだ内容だったそうだ。タイセン君はメッセージを読んだ後、母親に「僕も死にたい」と漏らしていたという。
「息子は私の知らないところで友達から携帯電話を買っていました。それに13歳のガールフレンドなんて会ったこともないし認めてもいません。なぜ彼女がこんな卑屈な嘘をつき、息子を追いやったのか…。13歳ならやっていいことといけないことの区別がつくはずです。」
カトリーナさんはこう語り、少女が法の下で処罰されることを望んでいた。