私が見ても結構な貴重品たちで、修理代はちと値が張るが、昔のものは何度でもきちんと動くように設計されているから、お任せ下さいと仕事を受けた。
そのときの男性は、「動くようになって帰ってくるんだー!!楽しみ!!」ってキラキラしていた。
4日後に修理完了の電話をし、引き取りに着てもらった時にはなにやらお綺麗な彼女さんを連れていらっしゃった。
小さな店に20代の若い方が来ること自体珍しいのでちょっと緊張して挨拶をしたら
私を見るなり彼女さんが小声で
「・・・わっ・・・なに・・・きたないカッコ・・・いやだぁ・・・」と。
聞こえてますよ・・・
かなりイラッとしたけど、お客さんだし、まあ歳も同じくらいの女が化粧気もなく
油まみれの手と(夏場だったので)汗も沢山かいてたからそりゃそう言われるわな・・・と凹んだ。
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