「ファラリスの雄牛」
この処刑方法は見物人が処刑を楽しむ事を前提に
考え出された残忍極まりない方法。
この巨大な金属で出来た雄牛の腹は、
人が一人入れるくらいの広さになっています。
そこに罪人を閉じ込めて、下から火であぶって、
死に至らしめるのです。
また、雄牛の頭部は複雑なつくりになっており、犠牲者の
断末魔の叫び声が雄牛の雄たけびのように聞こえます。
金属細工師のペリロスという人物がシチリア・アグリジェントの
君主ファラリスに、この残忍な処刑方法を提案。
その際に、ファラリスがペリロスに、
試しに中に入るよう命令。
まさか本当に火をつけるとは思っていない
ペリロスが中に入ったとたん、
カギがかけられ、火をたかれ、
最初の犠牲者となったのです。
「首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑」
その名が示すとおり、残酷すぎる処刑内容・・・!
次のページで!