若者中心に絶大な人気を誇った「19」
「19」は広島県出身の岡平健治さんと岩瀬敬吾さんによって結成されたデュオで、活動期間中に販売したCDは合計で650万枚を超えるなど若者を中心に大人気でした。
ブレイクのきっかけは2枚目のシングル「あの紙ヒコーキくもり空わって」がCMに起用されて大ヒットしたことによります。
そこからバラエティ番組で特集が組まれたりして徐々にそのヒットが広がっていき、紅白歌合戦にも出場するまでになったのです。
当然収入の方もかなりのものだったでしょう・・・と思いきやそれがそうでもなかったのです。
驚きの低給料で契約していた
実は「あの紙ヒコーキくもり空わって」が大ヒットしたころ、「19」と所属事務所との契約は「固定給制」で、
印税がそのまま入ってくる環境ではなかったのです。
その給料の額はなんと月10万円という低さ。メンバーの岡平健治さんはそのとき風呂無し、トイレ共同のアパートに住んでいたといいます。
3枚目のシングルでようやく歩合制になるもそれまで売り上げたCD合計約200万枚、金額にしておよそ2億5000万円ほどが手元に入ってこなかったそうですね。
音楽性の違いもありますが、「19」はそういった周囲を取り巻く環境から抜け出すために2002年に解散してしまいます。
実業家として名を馳せる岡平健治
では岡平健治さんは現在何をして生活をしているのでしょうか?
なんと岡平さんは「19」を解散させた後、ソロや別バンドを組んで活動するかたわら
株式投資や不動産投資で活躍する実業家となり、現在では自社ビルを所有する億万長者となっています。
本人曰く「芸能界以外で成功したかった」とそうです。すごい意欲ですね。
元メンバーの岩瀬敬吾さんともこまめに連絡は取り合っているそうなので再結成の可能性もありそうですね。
再結成には慎重のようですが、ぜひまたあの名曲の数々を聞きたいものです。