構想は◎でも、キャスティングが×
物語は、主人公たち3人の転職を切っ掛けに始まります。
転職を機に、3人は自分たちの女子力は皆無であることに気付き「自分たちは女子ではなく、女子“もどき”なのでは?」という結論に至ります。
もどき脱却のために必要なことは何か?考えた3人は、ファッション、メイク、その他もろもろ“美の特別研究”に励む……という流れです。
つまるところ主人公を含める3人は、あらゆる意味で“女子もどき”でなければ役が務まりません。しかし、メインキャストはというと……
・桐谷美玲
・水川あさみ
・ブルゾンちえみ
……どこから見ても、女子もどきではありません。
第1話放送後から視聴者の不満が噴出
第1話の放送で、主人公・城ノ内を演じる桐谷美玲さんは『眼鏡』『モノ&ダークトーンの作業着』という地味な格好で登場。しかし本来の美貌と滲み出る女子力を隠しきることは出来ず、ツイッターでは
「彼女が女子もどきというなら、私は“がんもどき”??」
「隠しきれない美しさで卑屈な主人公を演じられると、こっちが辛い」
「正直な話、世界中のブスに謝ってって感じ」
といった批評的な意見が多数ツイートされました。
ご存じの方も多いと思いますが、桐谷美玲さんはアメリカの映画サイト『TC Candler』が毎年発表する『世界で最も美しい顔100人』に4回もライクインしています。世界的に美しいと評される桐谷美玲さんがこの役を演じることは、そもそも無理な話です。
プロデューサーをはじめ、ドラマ制作スタッフはどういう思惑で桐谷美玲さんを主人公に抜擢したのか。今後の放送で、桐谷美玲さんが批評を一掃できる機会はめぐって来るのか。『人は見た目が100%』は、色々な意味で目が離せないドラマになるでしょう。