母親にかかる負担
まずＧＡＣＫＴさんが指摘しているのは「日本は子育ての環境が整っていないということ」。
一つだけ例を挙げるとすれば、三人の子供を持つ家族が誰の援助もなしで家事掃除洗濯を一人で母親がこなし子供の面倒や世話をしながら、
さらに子供たちに教育をしていくとなると、果たしてどれだけの女性がまともに教育できる体制にあるのか？ということだ。出典：ameblo
確かに、現在の日本は子育ての際に母親一人にかかる負担が非常に大きいですよね。
最近では父親が家事の一部を負担したり、父親も育児休暇を取れるような制度を作っている会社も徐々に増えてきてはいますが・・・
少子化の進行と海外への人材の流出
こういった体制を整えなければ、家族の構成、つまり一家族における子どもの数が増えることはまず考えづらい。
子供の数が増えれば増えるほど明らかに無理が生じるからだ。
日本は圧倒的な人口縮小を本気で解決しなければ、数十年後には7000万人を切ると言われている。
にもかかわらず、未だに子育てする環境を整わさせず何も変わっていないのは何故か？
出典：ameblo
またＧＡＣＫＴさんはこのままだと少子化がどんどん加速してしまうと警鐘を鳴らしています。
母親が子供の教育のみに時間を取られすぎて疲弊するような状況が多いため、このままでは「子供をたくさん産みたい」と
考える人が少なくなる一方だろう、なのに国が母親の負担を軽減させるような政策を進めていないと不満を漏らしていますね。
さらにそのせいで有能な日本人がどんどん海外へ流出してしまうとも言っています。
家事をメイドがやれば、その分の時間は子供達に注ぐことだってできる。ナニーが居れば、
自分の時間を見つけてリフレッシュすることもできる。
これは、そういったナニーやメイドの体制が整った国だからできることであって、今の日本は完全に遅れている。
出典：ameblo
海外では「ナニー」という子供の子育てから教育を代理で行ってくれる制度が普及を見せています。
そういった制度が日本にもあれば母親も自分の時間を見つけてリフレッシュし、子育てへの意欲も一層湧くのではないかと・・・
国は早急に子育て環境の改善を
日本の子育て環境については最近特に話題になることが増えてきていますね。
歌手の宇多田ヒカルさんも日本の子育て環境に苦言を呈していましたし、保育士の減少など問題だらけです。
環境が良くなって欲しいとは切に願いますが、非常に難しい問題でもあります。
ＧＡＣＫＴさんが言及していたナニーやメイドにも少なからずデメリットが含まれていて、夫婦間の仲に亀裂が入るのではないか？
とかそもそもお金持ちじゃないと雇えないじゃないか・・・などこの問題はそう単純ではないと思います。
日本の場合、子育て環境を変えるには働き方自体変える必要があると感じます。
日本政府には日本に合った子育て制度と働き方の改善を優先的に議題にあげてもらいたいですね。
海外に住むＧＡＣＫＴさんから提起されたこの問題、これがきっかけになってもっと議論は活発になっていくはずです。
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