480: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/16(水) 11:48:58.87 ID:A0gNkleri
チワ「うーーん。めんどくさいw」
のび太「いや、そんなこと言わずにさwいこーぜww」
チワ「今日はやめとくよwじゃあ2人仲良く頑張ってね?ww」
のび太「はーい、バイバイー」
聞かなきゃよかった…
後悔した。
するとそこにまた一本の電話が。
野球部「もしもし?今カラオケいるんだけどくる?」
のび太「うーーん、どーしよかな」
状況からして多分ここで行くというと山口は来ないだろう。
それはなにか悲しい気がする。
が俺は半ば強引にカラオケにいくことになった。
481: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/16(水) 11:55:02.10 ID:A0gNkleri
山口「俺も暇だし、そこまで行くよ」
とあくまでもカラオケはいかないつもりの山口。
とりあえず電車に乗ってカラオケにむかう。
その途中で
野球部「カラオケフリータイムだから6時までいるんだけどそれでもいい?」
とのLINEが。
時刻は3時。それならいいやと思って、断ることに。
すると再び暇になる俺たち。
帰り道だった俺はともかくここまで何しに来たか
全くわからない山口は路頭に迷っていた。
482: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/16(水) 12:09:27.09 ID:A0gNkleri
のび太「この後どーする?w」
山口「どーしよかw」
のび太「しゃーないなw暇つぶしにヨドバシカメラでもいくかw」
山口「だなw」
といい、ヨドバシカメラにむかう。
対して用もないのに、ヨドバシカメラを回って、パソコン器具を見たり、ゲームを見たりしていた。
歩き疲れた俺たちはベンチに座ることに。
そこでまたチワの話題になった。
いつから好きになったか、返事はいつになるのかとか
正直どっちに告白されるかとか女子みたいなことばっか喋っていた。
484: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/16(水) 12:39:38.15 ID:A0gNkleri
周りからみたら凄く女々しかったかもしれない。
途中鬱モードになったので聞いてた人は気持ち悪いと思っただろう。
でも俺たちは話すしかなかった。
自分に抱えた不安。
もどかしさ。緊張感。
話すことでしか解消できないと思ったからだ。
しかも話す相手はイワンコフでもケンヂでもクロヒョウでもなく山口でしかないとダメだったのだ。
俺たちはライバルでもあり親友だ。
それは紛れも無い事実だ。
この後どちらかが付き合うことになってもそれは崩されることのないものだ。
文化祭につれてどんどんと告白の結末へと向かっているとはわかっていたがそれがあと3日に迫っていたこととは知らずに俺たちはそんなことを喋っていた。