人を殺してしまう…最も危険な動物ランキング!!※画像24選

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クロコダイル科のワニは、全部で23種類います。日本で日常的に出会すことはまずありませんが、その中で非常に危険とされているのが、上の写真のイリエワニとナイルワニです。イリエワニは東南アジア、ナイルワニはアフリカに生息しています。どちらも攻撃性が高く、人間を捕食することで知られています。特にナイルワニは、人が暮らしている場所の近くに生息しているため、犠牲者はかなり多く出ています。

10位.サナダムシ 年間2000人

サナダムシ(有鉤条虫)の成体イメージ、通常2~3mほどです。

サナダムシとは寄生虫であり、様々な種類がいます。その中で最も犠牲者を出しているのは、有鉤嚢虫(ゆうこうのうちゅう)と呼ばれるブタに寄生する種です。この虫の卵が付いた生焼けの豚肉や、飲み物を口の中に入れることで、嚢虫症(のうちゅうしょう)と呼ばれる感染症にかかります。

嚢虫症の症状は、有鉤嚢虫が寄生する場所によって異なりますが、脳に寄生された場合が最も重症化しやすく、脳内に液体がたまる脳水腫などを引き起こして死亡する可能性があります。

ここで厄介なのは人に感染したとしても、数年間は自覚症状がほとんど無いか、軽度であるため、その間に他の人へ感染する可能性がかなり高くなります。感染した人の便には、有鉤条虫の卵が含まれており、公衆衛生の行き届いていない発展途上国では、これを介して感染することがあるのです。

9位.カイチュウ 年間2500人