昔から人の側にいて役に立っていたウマ。最近は、牧場や決まった施設などでしか接することができませんが、ウマによる死亡事故は、これまで紹介してきた動物たちとは違うものになります。草食動物で、基本的におとなしい性格のウマですから、人を襲うことはめったにありません。
年間20人が亡くなっている原因は、乗馬です。乗馬中にヘルメットを装着していない状態で落馬し、頭部に強い衝撃を受け、脳損傷を起こして死亡する事故が発生しているのです。
20位.ヒョウ 年間29人
ヒョウも日本では生息していなく、動物園などでしか見ることはできませんが、アフリカ大陸とアジアの一部地域に生息しているそうで、その死亡事故のほとんどはインドとネパールで起きています。
インドではヒョウによる犠牲者が、他の肉食動物を全て合わせた犠牲者の数よりも多いことが分かっています。またネパールでは、1年間で国民100万人あたり1.9人がヒョウに襲われて、亡くなっているという報告もされています。