楽しいと感じるのは、「苦しい」があるから→女優・深津絵里が映画サバイバルファミリーの撮影を終え、アラフォーの心情を語る

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天候に左右されるオールロケ、それ自体がサバイバルみたいで

深津は語る。まる2ヵ月間のオールロケ、すべての期間が天候に左右されたこと。豚を追いかけ、極寒の川に入り、どこを取ってもすべてが天候との闘い。
ほとん
どがぶっつけ本番で緊張感がないと危険な場面もあり、坦々と撮影を進める状況になかったことを思い起こして「演技とは?」と考えることもあったという。
自然に翻弄される中、そのままの生の反応ではなく脚本を考え、演技をしなくてはならない。まるでドキュメンタリーのような現場だったと言う。来ている服はボロボロになり、どんどん汚れていき、洗うこともできず。食べ物も水もない。役作りの必要があるのか自問したという。
撮影が進むと映画よりも目の前の状況をどうするか、2か月に
わたる困難な撮影を乗り切るために、自身の身をどう守っていくのか、深津は健康維持に重きを置くようになったという。

アウトドアはわくわくします。自然の中で生きることは自然から力をもらうこと

「実は私、趣味がほとんどないんです。でもアウトドアなものが大好きです。

山に登ったりしないんですけど、アウトドアのお店に行くのだけはすごく好き(笑)。なんだかわくわくするんですよね。」

今回の撮影に関し過酷な状況を語った深津。しかし彼女は「ロケがすごく好きなんです」「風が吹いて、寒いとか、暑いとか、砂がざらざらしているとか」と語る。
自然を感じる
撮影は自分に力を与えてくれると考えている。最後に深津は自分の生き方を垣間見せた。

「苦しいからこそ楽しく生きなくちゃ、そのために自分はこうなんだというものを見つけて大事にしたい。」

と言う。過酷な撮影スケジュールの中に自らの「生」を感じ、健康管理を意識するようになったという彼女の考え方は、毎日が慌しく過ぎる同世代の人達にも通ずるものがあるのではないだろうか。