小さい頃の錦織選手と重なる姿
松岡さんは公式コラムでつづっています。
センターコートで最後まであきらめずに自分と戦っている姿を見ていて、最後のゲームはジュニアの頃のあの小さな圭の姿と重なって涙が止まらなかった。マッチポイントは音を消し、解説ブースで泣き崩れてしまいました。
引用 修造コラム
この試合、錦織選手は激戦を制覇し、優勝候補のマレー選手に勝利しました。
さらに、試合後に松岡さんは錦織選手の事をこう語っています。
とにかくすごいのは、僕らは優勝したかのような歓喜に沸く中、圭自身は話していてもすごく落ち着いていた。
疲れていたのもあるが、「次がある」という雰囲気だった。
勝った時も抑え気味のガッツポーズ、(コーチのマイケルは100倍ガッツポーズ)誰よりも冷静に次の準決勝を見据えている。
引用 修造コラム
最後の第5セットで追いつかれた場面では、錦織選手は本心ではかなり落ち込んでいたと言います。
しかし、「反省は後で、とにかく今できる事をやろう」とあきらめずに試合に臨んだそうです。
常に冷静に、最後まであきらめない錦織選手の必死な姿が、恩師である松岡さんの涙を誘ったようです。
今後も錦織選手のさらなる活躍が楽しみですね。