本番前には涙で練習、ローラがクラッシックを演奏したかった理由とは・・
交響曲第九番は誰もが耳慣れた曲、しかし、実際に演奏するとテンポの移り変わりが激しく吹きこなすためには、かなりの練習が必要になります。本番の2日前にローラさんは76名全員の楽団員と音合わせを行ったのですが、楽団の演奏に合わせて吹くことができず、悔しさから涙する場面も見られました。いつもはクールで明るいローラさんからは想像ができない真剣な取り組みを見て、番組MCの有吉さんも「ローラちゃんらしくない・・」と茶化すこともせずに演奏する姿に見入っていました。
ローラさんが演奏を終えて
「日本ではまだまだ若い子にクラッシックが浸透していない。ちょっと難しいって風に思われているかな。
これ(フラッシュモブ)を見て感動して、クラッシックを好きになる人が増えたらって思う」
ローラさんはバングラデシュ人のお父さんとロシア人のクゥオーターのお母さんとの間に生まれ、幼いころからバングラデシュと日本の間を行き来していたといいます。国際的な感覚は天性のものなのでしょう、そんな彼女がどこの国の人でも聞いてわかるクラッシックの楽曲をフラッシュモブの題材としたことで、彼女が通常は出さない豊かな感性を垣間見たような気がしました。